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夏の高温多湿、冬の厳しい寒さなど、変化に富んだ気候。また、頻発する地震や台風などの自然災害にも備えるなど、日本の住まいにはさまざまな面で高い性能が求められます。 そこで今、改めて注目されるのが、建築素材として古くから世界中で愛されてきたレンガ。日本の歴史的建造物にも実証される優れた断熱性・耐火性・耐震性のほか、通気性・防音性をも併せ持つレンガという素材を、マイホームに取り入れたいと望む人が増えています。
そして、もう一つ忘れてはならないレンガの特長に、意匠性があります。立体的素材であるレンガは一つ一つの質感や色合いが異なり、積み方によって一棟一棟の表情も異なります。一棟あたり12,000個ものレンガを、熟練の職人が丁寧に積み上げることにより完成する「レンガ積みの家」。そこに住む家族の暮らしも、レンガを積み上げるように一日一日の思い出が積み重なり、歳月を経るごとに感動を深めていくのではないでしょうか。
「赤レンガ駅舎」として名高い東京駅丸の内駅舎は1914年の開業。竣工当時は、地上3階・一部地下1階建て、建築面積約10,600㎡、鉄骨レンガ造の大きな駅舎でした。1923年に発生した関東大震災による被害は免れたものの、太平洋戦争末期の1945年、アメリカ軍の空襲によりレンガ造の壁とコンクリート造の床の構造体を残して、建物の大部分を焼失しました。戦後、何度かの応急復旧工事を経て、2012年にはレンガの外壁を保存しながら、失われた3階部分(切妻部など)を竣工当時の形に復原。レンガの存在感がさらに増し魅力的な姿に生まれ変わった駅舎は、古くて新しいランドマークとして再び注目を集めています。
1906年に旧帝国図書館として建てられた明治期ルネサンス様式の建造物。戦後は、国立国会図書館の支部図書館として使用され、2000年には国立初の児童書専門図書館に生まれ変わりました。
2号館は1911年、1号館は1913年に国の保税倉庫として建設。震災、戦争など激動の20世紀を乗り越え、2002年に当時の面影を残したまま文化・商業施設として生まれ変わりました。
1888年に建てられたアメリカ風ネオバロック様式の建造物。新庁舎ができるまで約80年に渡って道政の中枢としての役割を果たし、現在も「赤レンガ庁舎」の呼び名で親しまれています。
1910年にドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏の自邸として建設。色鮮やかなレンガの外壁と尖塔の風見鶏が印象的な洋館は、神戸北野異人館を代表する顔となっています。
ミルキーイエロー
ショコラブラウン
ローズピンク
シナモンベージュ
バニラホワイト
セントマイケルレッド
オータムブレンド
タスマニアレッド
アンティークベージュ
ピンクワレーゴ
※他にも多数のレンガ色・レンガの種数を揃えております